師走の恒例行事として毎年色々な機関や団体、企業などから発表されるのが今年の1年を振り返ってまとめられた「〇〇大賞や〇〇ランキング」ですね。
代表的なものは皆さん周知の「流行語大賞」でしょうか。
今年は9月からのラグビーワールドカップ日本大会の盛り上がりで、「ONE TEAM」が見事大賞を受賞しました。
日本代表チーム、カッコ良かったですね。
スポーツ以外にも色々な賞やランキングが発表されるのですが、実は恋愛や婚活に関するたぐいのものもあります。
株式会社Parasolが運営する『恋愛婚活ラボ』では、未婚男女300名(男性150人、女性150人)を対象に調査した結果から2019年の恋愛トレンド大賞を発表しました。
この記事のもくじ
マッチングアプリが台頭!出会いの場の主役に!
恋愛婚活ラボの2019年恋愛トレンド大賞では、
【憧れの“令和婚”部門】
【デートスポット部門】
【初デートで行きたいお店部門】
【出会いの場部門】
【婚活部門】
の5部門が設定され、それぞれランキングが発表されています。
中でも今回特に注目したいのが、出会いの場部門です。
なんと、男女ともマッチングアプリの利用が出会いの手段として1位に支持されています。
アンケート調査によると、「3人に1人」(男性:29.3%、女性:29.57%)が婚活の手段として「マッチングアプリ」を利用しているという結果です。
マッチングアプリは当サイトでも多数紹介していますが、知人の紹介(2位)や合コン、街コン(3位)よりも出会いの手段として使われているとはちょっとびっくりです。
ではマッチングアプリがなぜこれほど利用されるようになったのか?その理由として本調査では・・・
「合コンに行かずとも、お金をかけずに、いつでもどこでも出会うことができるので便利(20代前半男性)」
「職場やサークルなど、同じコミュニティ内では相手を探したくないので、マッチングアプリでコミュニティ外の相手を探したい(20代後半女性)」
確かに2018年から2019年にかけて婚活サービスは浸透し、マッチングアプリや婚活パーティ、結婚相談所などが出会いのトレンドとなったと言えます。
これまでは知人の紹介や合コンで知り合ってなど、コミュニティ内での人脈などによる出会いが一般的多いと思っていましたが、今やマッチングアプリなのだそうです。
マッチングアプリの気軽さ、出会いの回数が多い事などが人気となっているのでしょう。
では他のランキング見てみましょう?
あこがれの芸能人婚&一般人婚
テレビをにぎわす芸能人の結婚も今年は多かったですね。
なかでも皆さん驚いたのが「山里亮太&蒼井優」のお2人ではないでしょうか?
もちろん、ランキングも堂々1位となっています。
男女とも3割以上(男性:32%、女性:37%)が「山里亮太&蒼井優カップル」が令和元年を代表する結婚と思っているようです。
どちらかと見た目と雰囲気がキモイと言われてきたお笑い芸人の山里亮太氏が人気美人女優の蒼井優さんと結婚したのは世の男性に大きな希望の光をあてました。
記者会見での仲睦まじい様子は2人のきずなの強さを感じ、うらやましく感じた人も多いことでしょう。
第2位は、男性は「新川優愛&一般男性」、女性は「二宮和也&一般女性」が選ばれるなど、どちらも“芸能人と一般人”カップルという結果。
「一般人でも人気女優と結婚できるなんて夢がある!(40代後半男性)」
「アイドルと結婚なんて、単純に憧れます(30代前半女性)」
という回答があったように、一般人に夢を与えたところが支持された要因なのでしょう。
上位ランキングをみていると、令和元年は中身や相性などを重視したカップルが多かったと言えるのかも知れません。
よく理想の結婚相手の条件として、見た目の良さや仕事内容、経済力などが大切だとよく言われますが、少しその傾向が変わってきたのかも知れませんね。
男女間で違う、人気のデートスポット
男性にとって、女性をエスコートするデートでは、場所選びやお店選びも大切な要因になってきます。
今回の調査結果の上位ランキングでは、男性が大いに勘違いをしているような傾向があることが見られます。
男性がデートしたいと感じるの1位「新宿」や3位「浅草」。
2位の渋谷は男女とも同じですが、男性が支持する新宿や浅草は女性のランキング上位には入っていません。
しかも女性が3位と支持する銀座は、男性のランキングには入っていません。
女性はショッピングが楽しめる商業施設の多さや、高級感、ブランドイメージなどを重視する傾向があるようです。
結果「お台場」や「銀座」といった街でデートしたいという願望があるのに対して、男性はどうやらハブ駅でアクセスの良い点を重視しているようです。
男性がいくら便利だからといって新宿や浅草に女性をエスコートするようでは、女性に支持されないということですから、しっかり頭に入れておかなければなりませんね。(笑)
マッチングアプリの影響?初めてのデートは昼デート
初めてのデートで行きたいお店、これは予想通りイタリアンとカフェでした。
あと和食、居酒屋、焼き肉と男女ともランキング上位は同じですね。
ただ、初めてデートするなら昼と夜どちらがよいか?を調査したところ、「昼」と答えた人が男女とも6割を占めたそうです。
この結果に対して恋愛婚活ラボは、
「マッチングアプリや婚活サービス利用者が増えたことにより、多くの相手とのデートをする機会が増えたため、身構えなくてよい「昼間のカフェデート」を好む男女が増加したのだと分析しています。
まぁ、マッチングアプリで知り合って始めてデートするなら、女性なら危険を感じますし、男性なら警戒されてしまうので、昼間にランチするのが一番だと思います。
婚活部門~やっぱりお金と見た目やないか~い
結婚相手に求める条件が少し変わってきたのかも知れませんと上の方で記したのに、やっぱり結果はお金と見た目でした。
ただ、男女とも2番目に「価値観の一致」と答えているのが今回の特筆すべきところです。
この「価値観」とは、ただ単に趣味が同じ、好きなものが同じ、というわけではなく、「自分の人生において大事なもの」が一致している状態なのだそうです。
そんなこと言われてもちょっと難しいですね。
難しい分析をするまでもなく、「なんとなくこの人といたら楽しそう、面白そう、一緒に生きていけそう」という感覚的なものなのでしょね。
でもこの価値観を追い求めていては、恋愛を数こなさないとなかなか出会えませんよね。
そうなると、結婚したいなら男女1位の「見た目」「年収」が一番わかりやすい物差しになっちゃいますね。
恋愛トレンド大賞2019の感想
今年はこの恋愛トレンド大賞でもみられたように、個人的にマッチングアプリでの出会いが多いというのを実感できた年でした。
というのは、周りの人で結構利用している人がいるんだというのがわかったのです。
代表的なのは仕事先の社員の男性。
とある居酒屋での飲み会の時に、新婚ということでそのナリソメなどを周りからやたら聞かれていたのです。
彼が白状したのは、マッチングアプリがキッカケでした。
キッカケというより、もうトントン拍子で結婚までいったとのこと。
しかも、現在ラブラブです。惚気まくっていました。
で、その話を違う仕事の集まりで話したところ、「僕も入ってますよ」と男性。
彼は自営業で地方で農園を営んでいるのですが、こちらはなかなか上手くいってないようで、3つのマッチングアプリを利用しているようです。
彼がいうには、彼の周りの独身男性も利用している人が多いそうです。
地方では、なかなか女性と知り合う機会が少ないそうで、仕事も忙しくマッチングアプリは今や必須の出会いアイテムだそうです。
わずか1年以内にこんなにマッチングアプリの登録者に会うとは思いませんでしたが、気がついたらしっかり浸透しているのだと感心しました。
私は紹介所サービス派だったので、マッチングアプリは利用しませんでしたが、今のアプリは安全面も徹底しているので、上手くタイミングが合えば、前述した人のようにトントン拍子で結婚までいけるのだと思います。
今回の「恋愛トレンド大賞」でマッチングアプリが出会いの手段で一番になるというのも当然の流れなのでしょうね。
※DATE&IMAGE (株)Parasol News Release