春に訪れがすぐそこに迫って来ている今日この頃(まだ2月末ですが・・・😅)
4月になれば企業にはたくさんの新入社員達が入ってきます。
今から楽しみにしている先輩社員もいるのではないでしょうか。
「どんな新人達と仕事をするのだろう?」と楽しみにしている人もいれば、中には好きな感じの新人が入ってくるのに期待している人もいるかも知れません。
仕事の同僚になるのに不純と言えばそうかも知れませんが、新しい出会いの一つなのは確かなことです。
ひょっとしたら仕事をしていくうちに仲良くなって職場恋愛に発展する可能性もおおいにありますね。
「職場恋愛・・・」
「職場に恋人がいれば会社に行くのが楽しみになるし、イヤな仕事も頑張れそうな気がする」
彼氏・彼女といつも一緒にいたい派の人にとって、毎日会える職場恋愛はうらまやしく思えるのではないでしょうか。
そんな職場恋愛について、アンケート調査を実施した内容が発表されたので、ここで紹介したいと思います。
このアンケート調査は、株式会社ビズヒッツが、結婚相談所フォーマリッジの協力のもと実施、全国の働く男女1000人を対象に行われました。
この記事のもくじ
職場恋愛の実態
調査は10代〜60代の仕事をしている男女を対象に行われたもので、まず、職場恋愛の経験の有無について聞いたところ
「職場恋愛の経験がある」と回答した人は61%(614人)。
なんと、半数以上の人が職場恋愛を経験しているのです。
この数字に少し驚きましたが、私の周りを見回してみても、けっこう職場恋愛から結婚に至ったカップルが多いのを再認識しました。
社会人になると、男女が出会う場というのは案外限られていて、長い時間同じ職場で働いていることでお互いの性格もわかってきますからね。
そう考えると61%という数字は妥当な数字だと思われますね。
職場恋愛をした年代は?
職場恋愛を経験したことがあると答えた61%(614人)に、さらに
「何歳のときに職場恋愛をしましたか?」
と質問したところ、20歳代が7割以上だという結果になっています。
20歳代に比べて、30代の職場恋愛経験者は14%、40代と50代はわずか2%という結果です。
もちろん、30代を過ぎてくると仕事も忙しくなり、また結婚している人も増え、40代〜50代の職場恋愛となると、さては「不倫では!」と想像してしまうのも仕方ありませんよね。
やはり、仕事を始めて間もない20代は、先輩や上司から育成されたり相談にのってもらったりしているうちに、仕事上の関わり合いから恋愛へと発展するケースが多いようです。
仕事の内容や職場の人間関係など共通な話題が多いので、プライベートでもお互いに相談することでより親密になりやすいといえますね。
また20代は既婚者の割合が少ないのも職場恋愛が多い理由だといえるでしょう。
職場恋愛になる相手の対象は?
では、職場恋愛に発展する場合、その相手は誰だったのでしょうか?
一番多いのが先輩・雇用主の35%(210人)
ほぼ同数で33%(203人)の同僚や同期
が他を離して上位ワン・ツーを占めました。
先輩や同僚・同期というのはよく理解できますが、雇用主というのは意外な結果だと思いませんか?
雇用主が社員と恋愛関係になる・・・なんだかドラマのような展開ですが、実際はどんな感じなのか、気になるのは私だけでしょうか・・・🧐。
職場恋愛で大変なこと、苦労したことは?
職場恋愛で大変なことや苦労したエピソードなど興味深い質問もこのアンケートには用意されていました。
大変だったことダントツの1位は614人中387人が回答した
「周囲にバレないようにする」
でした。これはわかりますね。
そして2位と多かったのは
「公私を分けた態度をとる」
という結果です。
結構、ゲスな設問になってきていますが、実際に聞きたいところはこの辺なので仕方のないことですね。
結果からは、職場恋愛をしていて大変と感じる理由のほとんどは「バレないようにすること」に起因しているとわかります。
周囲にバレることは、会社に居づらくなる、からかわれる、ウワサをたてられる、職場によっては異動させられるなど、デメリットが大きいと考えている人が多いようです。
危険な恋はその分燃え上がりますからねぇ(ゲスな私です😙)
このアンケートの監修をされている結婚相談所フォーマリッジ 代表責任者である諏訪 義久氏の分析によりますと
とおっしゃってます。なるほど。
職場恋愛について誰かと相談する?しない?
職場で恋愛していることを隠す傾向にあるというのはわかりましたが、恋愛話は誰かに聞いて欲しいものというのは一般的ですね。
女性の場合は嬉しいことがあればノロケたいですし、悩みがあれば相談したくなります。男も概ねそうですが。
そこで「職場恋愛を誰かに相談した経験は?」という質問をしたところ、4割以上の人が
「誰にも相談していない(43%)」
とのことです。
けっこうみんな相談しないんですね。もっと多いかと思っていました。
それでも残りの6割ほどの人は、相談していると答えておられ、「その内訳は?」
-
- 「職場以外の友人・知人(27%)」
- 「職場の人に相談した(24%)」
- 「親・兄弟・姉妹などの家族(4%)」
- 「その他(2%)」
という結果です。
ただ、24%の職場の人に相談した人は、
「口が堅く信頼できるごく限られた人だけ」
という意見が多く、職場では絶対にバレたくないという強い思いが伝わってくるようです。
職場恋愛をうまく続けるコツは?
さて、私の周りを見回しても職場恋愛の末に結婚したという人が多いとお話ししましたが、その人たちは上手く恋愛を続け結婚に至っています。
結婚をゴールとするなら、その人たちはどうやって職場恋愛をうまく続けられたのでしょうか?
アンケートでは、職場恋愛を続けるコツについても質問しています。
1位 オン・オフを分ける:43%(425人)
職場では他の人と同じように自然に接する、仕事をおろそかにしない、ケンカをしていても態度に出さないことがうまく続けるコツとの声が多くありました。
2位 バレないようにする/交際していることを公表しない:24%(239人)
周囲にバレてしまうと、気を使われたり、妬まれたり、詮索されたり…と面倒なことが多いためとの回答が多数ありました。
3位 周囲に関係を打ち明ける:9%(91人)
2位とは真逆の「思い切ってオープンにした方がラクになる」という声も聞かれ、また、職場恋愛OKの雰囲気があり、きちんとオン・オフを使い分ければ、応援してもらえる可能性も高くなるというケースもあるようです。
4位 互いを尊重し思いやる:5%(51人)
「仕事への姿勢や考え方が違っても尊重し合う」「職場で自分以外の異性と関わるところを目にしても、嫉妬や不安にかられて相手の行動を制限したり責めたりしない」といった回答もあったようです。
職場恋愛を続けるには、二人を囲む環境が大きく左右するようですね。
理想は3位にあるような、隠さずオープンにできる環境にあれば素敵ですね。
職場恋愛を総括してみる
職場恋愛は、確かに多くの障壁があって長く続けるのが難しいのかも知れません。
たとえ周りにバレていても、知らぬふりして温かく見守ってくれる人たちに囲まれていれば幸せなのですが、そうゆうケースは少ないのかも知れません。
しかし、お互い長い時間同じ職場にいて、仕事をしているところなどを見ることで、相手の仕事に対する姿勢や情熱、性格、他人への態度などがより理解できると思います。
その上でカップルになると、付き合いが深くなってから、または結婚してから「こんな人だとは思わなかった」とがっかりすることもないでしょう。
そう考えると、職場恋愛は大変な面はあっても、それ以上にメリットの多い恋愛の形と言えるのではないでしょうか。
さぁ、今彼氏彼女がいない人、4月からがちょっと楽しみですね。
※記事/図参照:株式会社ビズヒッツ/NewsRelease