2022年現在で確認できる厚生労働省の資料によると、2020年の婚姻件数は約52万5000件、対して離婚件数は約19万3000件でここ数年35〜37%が離婚している計算になります。
人それぞれある事情によって離婚されたと思いますが、第二の人生として【再婚】を希望する人も多いと思います。
しかし、再婚の意思があっても、なかなか良い人に出会えないというのが世の常で、特に年齢が高くなるほどその障壁も高くなっているのが現状です。
「常に再婚は頭にあるけれど、出会いのキッカケがない」というのが殆どの人にいえることで、キッカケを欲する方は多いのではないでしょうか。
恋活・婚活の総合メディアM2Wを運営する株式会社Woo(東京都新宿区)は、2022年5月9日(月)〜2022年5月23日(月)に、再婚経験者男女120人を対象に「再婚相手と出会ったきっかけ」に関する調査を実施しました。
今回は、その調査結果から、「再婚した人はみなさんどのようなキッカケがあったのか」が見えてきましたので、再婚を考えている人の参考の為にここで紹介したいと思います。
この記事のもくじ
再婚のきっかけ、最も多いのは「友人・職場等の紹介」
再婚経験者120人の中で、再婚相手と出会ったきっかけとして最も多かったのは、「友人・職場等の紹介」ということでした。
年代別で比較しても、身近な人からの紹介で再婚するケースが多いことがわかりました。
身近な人の紹介ということで、お互いに相手がどういう人で職業や婚歴などの事もある程聞いているため、初対面の時から案外スムーズに会話できることが大きい要素だと思われます。
なにより、身近な人の紹介なので信用できるということが大きいのでしょう。
でも、身近な人の紹介がゆえに、万一断るとなった時は気まずくなるかも知れませんね。
それがイヤだからといって、知人の紹介をできるだけ避けようとしている人もおられますが、そうなると自力でキッカケを作るしかありません。
ちなみに次に多かった「その他」と答えた人の内容は以下になります。
- 幼馴染
- 同窓会
- 友人
- ナンパ
- 仕事の取引先
- 飲み屋の常連
- SNS
- オンラインゲーム
同窓会というのは、よく耳にする話ですね。
幼馴染や同窓会での出会いは、やっぱりある程度事前に相手の事がわかっているという前提があるからこそ、近寄りやすいのでしょう。
利用者が増えるマッチングアプリがキッカケに!
やはり最近増えてきているのがマッチングアプリです。
マッチングアプリには、再婚を目的としたサービスを展開しているアプリもあり、それを利用する人が増えているのです。
アプリの利用者は男女とも「再婚相手を探す」という明確な目的があるため、上手く出会えればトントン拍子で再婚に進むというケースが多いようです。
特に再婚を希望する方におススメな婚活サービスが「マリッシュ」です。
マリッシュは、再婚活を希望するユーザー、30代以降のユーザーに絶大な支持を受けているの特長です。
再婚者、子連れ婚の方、未婚のシングルママさんなど、一般的な恋活・婚活では少し動きづらい、積極的になれない方にとって、マリッシュならそういった心配もなく利用できます。
マリッシュなら気軽に利用することができるので、マッチングアプリが初めてという人にとってもありがたいサービスです。
まずは下記より公式サイトを閲覧してみて、自分に合いそうかどうか確かめてみましょう。
また、これら大手のマッチングアプリは予め自身の情報を詳しく登録しているため、効率良く希望の相手を探せるなど利点が多いのです。
一部、悪質な事件などでマッチングアプリが取り上げられたりしていて、利用するのが怖いと感じている人もおられると思います。
しかし、大手企業が運営するマッチングアプリならセキュリティ面がしっかりしており、自身がしっかりと気を付けていれば大丈夫でしょう。
結婚相談所となるとちょっと敷居が高いと感じている人でも、マッチングアプリなら、抵抗なく利用できるというのが良いところですね。
ただ、そういった流れに遅れることなく、結婚相談所のサービスも変わってきて、オンラインを上手く取り入れるなど、昔の結婚相談所のイメージとはかなり違ってきています。
今後はマッチングアプリだけでなく、結婚相談所を利用する人も多くなると思われます。
他に婚活パーティーや合コンでという人もおられますように、再婚に漕ぎつけた人は、キッカケを作るためのアクションを積極的に行っておられるようです。
自ら行動しない限り、なかなかキッカケは生まれません。
「いずれは再婚を考えています」といってアクションを起こさなければ、時間はどんどん経っていき、自身もその分を年齢を重ねるわけですから、再婚の間口がどんどん狭くなっていきますので、気を付けて下さいね。
再婚のキッカケから再婚するためのコツは?
株式会社Wooでは、今回のアンケートをふまえて「再婚するためのコツ」を以下の4つにまとめています。
- 婚歴があること・子供がいることを最初に伝える
- 価値観や性格の一致を見極める
- 子供との相性を確かめる
- 再婚したいと強く思い過ぎない
詳しくみていきましょう。
婚歴があること・子供がいることを最初に伝える
自身のことはできるだけ包む隠さず相手に伝えることです。
離婚歴があること、シングルマザー/ファザーであることなどは、出会った当初に伝えるようにすべき。
「後々でいいや」としていると、交際期間が長くなったり、それこそ結婚間近になって婚歴や子どもの有無などを伝えることになってしまうとトラブル間違いなしです。
また、特に子どもの有無ははっきり伝えておきましょう。
たとえ自身が育てていなくても、子どもがいることはきちんと伝えないといけません。
再婚相手とすれば、、養育費や子供の状況などが気になってしまい、あなたとの結婚を見直したいと思うかもしれません。
大切な事をあとで知らされる時のショックは計り知れません。
せっかく今まで愛を育んできたのに、一気に別れにつながることが多いので、最初から包み隠さず伝えるのが最善です。
価値観や性格の一致を見極める
離婚の原因で多いのが「前夫・前妻との価値観が合わなかった」というもの。
長く生活をしていくとなると、金銭感覚や将来設計、育児など互いに考えていることにズレがあるのがわかってきます。
お互いに考えをぶつけ合ってそのズレを埋めていくのですが、なかにはどうしても合わない、性格の不一致が大きいと分かり、離婚してしまったというケースが多いようです。
しかし、「価値観が合う合わない」・・・このことは本当に難しいことで、結婚前となると余計に判断することは困難です。
前述したのと同様に、小さな違和感も見逃さず、全てさらけ出して話し合うことが大切な事なのでしょう。
子供との相性を確かめる
子どもを連れた再婚となると、その子どもとの相性が重要になります。
子どもとの接し方や愛情を持ってもらえるのか?など必ず再婚相手と子ども相性を確かめないといけません。
再婚相手は、これから一緒に子どもを育てていく良き協力者になってくれるのかどうか、しっかり見極める必要があります。
もちろん、子ども側からの視線も大切です。
子どもが再婚相手を気に入って受け入れてくれるのかを見るのも親の大切な役目です。
再婚する前には、再婚相手の印象や結婚について、子どもの意見をしっかり聞くようにしましょう。
大人同士の相性が良くても、子どもとの相性が悪かったりするなら、その人との再婚は考えなおすほうが得策なのかも知れませんね。
再婚したいと強く思い過ぎない
実際に再婚された方の中には、
- 「再婚したいとは思っていなかった」
- 「再婚は考えていなかった」
と答えた方も多くいました。
特にシングルマザーに多いようで、
「しばらく一人で過ごしたい」
と考えていたにもかかわらず、なんとなく出会った相手がいて、そのまま再婚するまでになったというケースが多いようです。
このケースは再婚を強く望んでアクションを起こす事と真逆で、気軽な気持ちで過ごしていたらいつのまにか良い人に出会ったということですね。
こういうケースを見ると、再婚したいと強く思い過ぎないというのも有効なコツなのかも知れません。
ただ、年齢が若ければそういった出会いも多くあるでしょうが、ある程度年齢を重ねてからの再婚相手となると、そうそう出会えるものではありません。
気軽に構えていて、「あっという間に時間が過ぎてしまった!」と後で後悔しないように、自身の現状を見つめて、どうしたら再婚できるかを冷静に考えた方が良いと思われます。
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※記事図参照:株式会社Woo News Release