男女のマッチングには様々な要素が絡み合って理想の相手と出会うのが一般的です。
性格や趣味嗜好、容姿や学歴などが相手を判断する大きな材料になりますが、実は今、料理を食する味覚によって相手との相性がわかる「味覚マッチング」の開発が行われています。
婚活事業大手の株式会社IBJが運営する婚活パーティーサービスの「PARTY☆PARTY」では、味覚マッチングのAI開発に取り組む株式会社CAN EATと協働して「味覚マッチング」開発に取り組んでいるのだそうです。
味覚の観点で「AI婚活」を盛り上げる
業界屈指のカップリング率を誇る「PARTY☆PARTY」は、この度新たに、食の好みを起点とする出会いを提供します。
「PARTY☆PARTY」は、専用ラウンジでの1対1個室トークやオンラインを中心としたバラエティ豊かなパーティーで、毎月9,500組を超えるカップルが成立しています。
今回株式会社CAN EATが取り組む味覚マッチングAI開発に、「PARTY☆PARTY」が寄与することで、政府が少子化対策として推進する「AI婚活」を、”味覚”の観点から盛り上げていくようです。
この「AI婚活」では、食事嗜好データ分析に加え、株式会社CAN EATとカゴメ株式会社が開発した ”好みの味の濃さ” を測定するキットを使用。
参加者の食の好みを可視化することで、好みが似ている相手がひと目で分かるこれまでにない恋活パーティーのようですね。
「味覚マッチング恋活パーティー」は、食をきっかけとした会話の広がりや、デートのきっかけ作り等につなげていくことも可能だそうです。
※参照:政府・内閣府がビッグデータを使った「AI婚活」の活用を支援!
https://aitowa.com/hot-information/ai-system
他社との差別化に注力する婚活・結婚業界
コロナ禍に会って、恋活・婚活業界ではマッチングアプリが全盛です。
「PARTY☆PARTY」のような会場を使うサービスは、人と直接会う事を前提としたサービスなので、今の状況下ではどうしてもコロナ禍の影響を大きく受けてしまいました。
しかし、業界自体も当然黙ったままではなく、徹底したウイルス感染予防対策を行ったり、サービス内容を工夫したり、しっかりした体制を整えているようです。
またコロナ禍が続く中でも、人々が今の状況に慣れてきたこともあって、恋活・婚活パーティや婚活コンなども徐々に元に戻ってくる気配も感じられます。
ただし、マッチングアプリの利用者が激増した今、これらパーティーや合コンなどのサービスは、新たな商品・企画で人々を寄せ付けなければ、マッチングアプリとの差が拡がっていくかも知れません。
今回の「味覚マッチング、AI婚活」も、PARTY☆PARTYがそのような時代の空気を察して、いち早く変化に一石を投じる新しい試みなのではないでしょうか?
今や政府も少子化対策の一環として「AI婚活」を推奨し、20億円の予算計上を行い自治体へのAI婚活システムの導入を支援する時代です。
マッチングアプリ市場の拡大や政府の動きからも、これから恋活・婚活サービスに大きな動きや変化があるものだと想像します。
それは、サービス形態なのかそれとも新しい企画なのか、何かはわかりませんが、今回の「味覚マッチング」も、今まで気づかなかった「味覚の相性」というものに着目し、新しい切り口として打ち出したものだと思われ、今後もこういった試みが多く出てくるのが想像できますね。
東証一部上場の株式会社IBJが運営する、婚活パーティーサービスです。専用ラウンジでの1対1個室トークから、恋活謎解き・趣味コンなどバラエティ豊かなパーティーで毎月9,500組以上のカップルが成立。オンラインとオフラインの両輪で、質の高いサービスを提供しています。
「すべての人の食事をおいしく・楽しく・健康的にする」をミッションに、食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT」はじめ、食物アレルギー当事者やアレルギー対応に取り組む外食事業者を支援するサービスの開発・運営を行っています。
会社名:株式会社CAN EAT(英語名:CAN EAT Inc.)
本社所在地:東京都新宿区天神町7番地11 No.14
※記事参照:株式会社IBJ Newsrelease、他